指さしシートで買い物支援 コンビニ、会話が難しい客に

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『大手コンビニの間で、聴覚や発話に障害のある人が店員とコミュニケーションしやすいよう、お互いに指さしで意思表示ができるシートをレジに設置する動きが広がっている。シートはカウンターに貼り付けられ、買い物客はレジ袋やスプーンが必要かどうかなどを、シートを指さして伝える仕組みだ。』

~今朝の千葉日報から。

おはようございます。

朝刊からSDGsのヒントを見つける、今日は「指さしシート」です。

翻訳機のない頃、言葉のまったく通じないアジア某国に何回か行き来しなければいけない仕事をしたことがありました。そのとき、とても役立ったのが「指さし会話本」。
その指さし本は、日常会話が一冊にぎゅっと詰まっているもので、これはいざ使う時に使いこなせないな、と渡航前かなり読み込んでいました。
現地ではバッグの中に指さし本を常にしのばせていましたが、現地の人と日常会話をすることなどほとんどなく、食事をする時や買い物の時値段交渉をする時くらいしか使いません。
結局役立ったページは数ページ。ですが、その時はとても役に立ったという記憶があり、某国に行くたび重宝していた記憶がこの記事を読んで思い返されました。

それとドイツ語圏のヨーロッパ某国に行った際に、なぜこんな田舎のレストランに日本語メニューが・・ということがありました。
指をさして料理を注文するわけですが、その某国では外食する度、入店時から割と面倒なやり取りが必要になることが多く、食事をするたびに若干のストレスが溜まり気味、日本語メニューはほんとありがたかったですね。

現地語を理解しない私を助けてくれたのは「指さし」コミュニケーション

なので記事にある「聴覚や発話障害」をもつ人の感覚は擬似的に経験済みだったわけです。
にも関わらず日本に戻れば健常者に戻ることになるわけで、これまで障害を抱える人への意識と障害疑似体験がクロスすることはありませんでした。

ローソンの取り組みは競合コンビニとの差別化につながるものではありますが、ぜひコンビニ全体で同じものを共有、標準化してもらいたいくらいの素晴らしい取り組みだと思います。

SDGsの目標:10.人や国の不平等をなくそう

目に見えない障害や病気を抱えている人、またコミュニケーションをとることが不得意な人はかなりいると思われますが、健常者中心につくられた世の中の生活に合わせた日常をおくっているかと。
おそらく不便なこと、嫌なことは日常的なものになっているのかもしれません。

それと見た目にわからないから健常者である、という先入観が相手を無意識に傷つけているかもしれません。そのへんは少し考え直さないといけないのかもしれません。

実は

・他社と比べいろいろと配慮が足りない会社と思われている
・働きにくい会社だと感じている従業員がいる

かもしれない、という自覚が必要なのかも。
ただ、これを逆転させると会社の特長だったり企業価値を上げることにもつながります。

・受付に障害や病気の方に配慮したメッセージを置いておく
・働きやすい環境・意識にするための会議を開催する

おそらくそれだけでも当事者にとっては救いになると思いますし、企業価値を高めるいい機会にもなります。

公平なコミュニケーションのとり方を少し考えてみようかなとお思いの方はぜひちばSDGsレポートと一緒に考えましょう。

ではまた。